最近、ツイッターなどから釣りに関しての質問を貰うことが増えた。
その中でも多い質問が、ジョイクロ178を使う時のタックルセッティングについてだ。
ということで、今回は俺がジョイクロ178を使う時の、ロッド、ライン、リールといった、タックルセッティングについて書いていこうと思う。
注意して欲しいのは、俺は完全にボートのみから釣りをしていることだ。
おかっぱりとボートでは、ラインの太さなどが変わってくると思うので、その辺は必要に応じてアレンジして欲しい。
それを踏まえたうえで、この先を読み進めてね~!
ジョイクロ178
ジョイクロ178は、もはや説明が要らないルアーだろう。
発売されてから15年ほど経つが、池原ダムを筆頭に全国各地でいまだに釣れ続けているルアーだ。
これだけ釣れ続けているのは、ルアー自体が持っている力が凄いということだろう。
また、ジョイクロ178はアングラーの操作次第で、多彩なアクションを吹き込むことが出来る。
基本的なデッドスローでのただ巻き以外にも、ジャークや早巻きなど操作次第でアクションを大きく変えることが出来る。
最近では、ジョイクロ178でのエイトトラップが注目されている。
ジョイクロ178用タックル:ロッド
先ずは、ジョイクロを使う時のタックルの要となるロッドについて書いていく。
俺がジョイクロ178用に使っているロッドは、GAN CRAFTのDEAD SWORD(デッドソード)KG-00 6-710EXHだ。
DEAD SWORD(デッドソード)KG-00 6-710EXHは、ジョイクロ178用に開発されたロッドなので、当然のごとくジョイクロとの相性はバッチリだ。
使ってみると分かるが、長さや硬さなどもちょうど良く、ジョイクロにトゥイッチやジャークなどの小技を利かす時にも使いやすいので、自信をもってオススメ出来るロッドだ。
ジョイクロ178用タックル:ライン
次にラインなんだけど、俺はジョイクロ178を使う時のタックルの中で、ラインはかなり重要だと思っているんだ。
使っているラインは、基本的にはG-BLOODの14ポンド(フロロ)だ。
もっと太いラインもいろいろ試したんだけど、飛距離や操作性を考えると、俺的にはジョイクロ178にはフロロ14ポンドがベストという結論になった。
ジョイクロにフロロ14ポンドでは細くないですか?と聞かれることも多いんだけど、オープンウォーターならロクマルでも余裕で捕れるので大丈夫だ。
しかし、ラインの巻き替えはマメにして、さらにキズが付いていないかなどのラインのチェックも頻繁にすることが必要になってくる。
まあ、ラインのチェックに関しては、ラインが太かろうと細かろうと釣りが上手い人ほど当たり前にしていることだと思う。
あまりラインチェックをしていないという人は、意識的に釣りのリズムの中に取り入れてしまった方が良い。
例えば、ポイントに到着してロッドを持ったらラインチェックをするとか、一匹釣ったらラインチェックをするとか、何か自分の行動に変化があったときは、必ずラインチェックから始めるという具合だ。
そうすれば、そのうち全く意識してなくても、ラインチェックを当たり前のようにするようになってくると思うぞ~。
ジョイクロ178用タックル:リール
次はリールなんだけど、ジョイクロ178用のタックルセッティングの中で、リールは種類というよりもギア比が大切なんだ。
俺はまだ世に7:1ギア比のリールが無い時から、ZPIのプロトの7:1ギアを使っていたんだけど、低ギア比とくらべると7:1のギア比の方が断然に良い。
なんで低ギア比よりも7:1のギア比の方が良いのかというと、ルアーのアクションがなんたらかんたらとかいう話ではない。
池原ダムでジョイクロ178を使っていると、立ち木などのカバー横でバスを掛けることもけっこうあるんだ。
カバーから瞬時に引き剥がすためには、7:1以上の高ギア比のリールが必要になってくる。
さらに、ジョイクロはラインスラッグを上手く使うと釣果が伸びるルアーだと思うんだけど、7:1以上のギア比のリールはラインスラッグを操るのにとても使いやすいんだ。
このラインスラッグを操るというのは、ジョイクロを使う時のキモになる部分なので、俺は高ギア比のリールを強くオススメする。
ジョイクロ178用タックル:まとめ
今回紹介したこのタックルセッティングは、ジョイクロ178用としてはかなり完成されたタックルセッティングだと思う。
全体的なバランスもちょうど良く、とても使いやすいと思うので、みんなも是非参考にしてみてくれ!
タックル完全マニュアル