
ビッグベイトの釣りは、今や特別なジャンルではありません。
各メーカーから専用ロッドが次々とリリースされ、選択肢はかなり増えました。
しかしその分、
「結局どれを選べばいいのか分からない」
「1本で全部できるのか?」
「おすすめメーカーはどこなのか?」
こうした悩みを抱える人も多いはずです。
ビッグベイトロッドは、単に“重いルアーが投げられる竿”ではありません。
扱う重量によって、最適なパワーも長さもまったく変わります。
この記事では、ビッグベイト用ロッドを3タイプに分ける理由と、重量別の正しい選び方、そしておすすめモデルを具体的に解説していきます。
ロッド選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
ビッグベイト用ロッドに必要な性能とは
ビッグベイト用ロッドに求められるのは、単に“重いルアーをキャストできること”ではありません。
重要なのは、ビッグベイトを一連の動作すべてで快適に扱えることです。
キャスト、リーリング、アクション、フッキング、魚とのやり取り、ランディング、このすべてにおいてストレスがないことが前提になります。
どこかに無理があると、バラシの原因になります。
それだけでなく、ルアー本来の動きを引き出せず、そもそも食わせられないという結果にも直結します。
「とりあえずヘビーアクションで投げればいい」という初心者にありがちな選び方は危険で、無理なキャストはロッド破損のリスクも高めます。
まず理解すべきなのは、ビッグベイトには専用ロッドが必要だということ。
私が信頼しているのはGAN CRAFTで、ジョインテッドクローシリーズを中心に長年ビッグベイトを追求してきたメーカーです。
ルアー開発の経験値がそのままロッド設計に反映されていて、「投げられる」だけではなく、「操れる」ロッドを作っている数少ないメーカーです。
ビッグベイト用ロッドは3タイプ必要な理由
ポイント
- ジョインテッドクロー178などの20cm以下で2ozクラスのビッグベイト
- ジョインテッドクローマグナムなどの18~25cmで4ozクラスのビッグベイト
- ジョインテッドクロー尺ONEなどの30cm以上で10ozクラスのビッグベイト
各メーカーも、概ねこのサイズ帯でルアーを展開しています。
まずはこの分類を基準に考えると失敗しません。
注目すべきは重量差です。2oz → 4oz → 10ozと、単純に倍以上の差があります。
この重量差を1本でカバーしようとすると、必ずどこかに無理が生じます。
「一番強い10ozクラス用ロッドがあればいい」
そう考える人もいるかもしれません。
しかしそれでは、2ozや4ozのビッグベイトではオーバーパワーになります。
結果として、快適さも釣果も落ちてしまいます。
だからこそ、重量帯ごとにロッドを分ける必要があるのです。
重量別おすすめビッグベイト用ロッド
ビッグベイトは重量によって最適なロッドがまったく異なります。
2oz・4oz・10oz、それぞれに適したモデルを選ぶことが快適さと釣果を左右します。
ここでは重量別におすすめモデルを紹介します。
2ozクラス|ジョイクロ178対応モデル

ジョインテッドクロー178など、2ozクラスのビッグベイトを快適に扱えるロッドがGAN CRAFTのデッドソード KG-00 6-710EXHです。
このモデルは、ジョインテッドクロー178を基準に開発されたロッド。
そのため、178との相性は抜群と言っていいでしょう。
キャスト時の振り抜きやすさ、アクションを加えたときのレスポンス、フッキング時のパワー伝達。
すべてが178に最適化されています。
また、専用設計でありながら汎用性も高いのが特徴です。
リップ付きビッグベイトや、やや抵抗の強いルアーでも快適に扱えます。
ブランクスにはしっかりとした張りがあり、感度も高め。
そのため、ルアーの挙動を把握しやすく、細かなアクションも付けやすい設計です。
もちろんパワーも十分で、ビッグバスを掛けた後も主導権を渡しません。
実際にこのロッドでロクマルを複数本仕留めています。
2ozクラスを軸にするなら、自信を持っておすすめできる1本です。
4ozクラス|ジョイクロマグナム・ハドルトラウト8対応モデル

ジョインテッドクローマグナムなど、4ozクラスのビッグベイトを快適に扱えるロッドがGAN CRAFTのデッドソードマグナム KG-00 9-760EXHです。
このモデルはマグナム専用設計。
4ozクラスを基準に作られているため、パワーと粘りのバランスが非常に優れています。
特筆すべきは汎用性の高さ。
ジョインテッドクローマグナムはもちろん、ハドルトラウト8インチのような大きめのスイムベイトにも適しています。
ロッド全体の印象は、デッドソードをそのままワンランク強化したイメージ。
・遠投性能
・フッキング時の安心感
・魚を掛けてからの粘り
すべてが4ozクラスに最適化されています。
私にとってはメインロッドと言ってもいい存在で、年間を通して最も使用頻度が高い1本です。
ロクマルを含む数多くのビッグバスを仕留めてきた実績があり、この釣りを続ける上で欠かせないロッドになっています。
4ozクラスを軸にするなら、まず検討すべき1本です。
10ozクラス|ジャイアントベイト対応モデル

ジョインテッドクロー尺ワンなど、10ozクラスの超重量級ルアーを余裕で扱えるロッドがデッドソード尺ワン KGB-00 9-800SEXHです。
全長は8フィート。そして、とにかく強い。
「バス釣りにここまでのパワーが必要なのか?」そう感じるかもしれません。
しかし扱うルアーは300mmクラス、10oz前後。
この重量を安全かつ快適に振り抜くには、このクラスのパワーが必要になります。
このロッドは、もはや通常のビッグベイト用というよりジャイアントベイト専用ロッドと呼ぶべき存在です。
・フルキャスト時の安心感
・重量級ルアーの操作性
・掛けてから主導権を渡さないバットパワー
超重量級ルアーを扱うための要素が揃っています。
実際にこのロッドで、ジョインテッドクロー尺ワンやバラム300といったジャイアントベイトを使用しています。
10ozクラスを扱うなら、専用ロッドは必須。
ジャイアントベイト用として、自信を持っておすすめできる1本です。
まとめ|ビッグベイト用ロッドは重量別3タイプが正解
紹介した3タイプのロッドがあれば、ビッグベイトの主要な重量帯はすべてカバーできます。
- 2ozクラス
- 4ozクラス
- 10ozクラス
この3本体制があれば、軽量ビッグベイトからジャイアントベイトまで、無理なく快適に扱うことができます。
「一番強いロッド1本でいい」と考えるのではなく、重量帯ごとに最適なロッドを用意することが、結果的に釣果への近道になります。
今回紹介したロッドは、どれも実際に使い込み、ロクマルを含むビッグバスを仕留めてきたモデルです。
性能面でも安心して使えるロッドばかり。
ビッグベイト用ロッド選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
重量に合ったロッドを選ぶだけで、キャストの安定感も、フッキングの決まり方も、魚とのやり取りも大きく変わります。
ロッドが変われば、釣りの質も変わります。

