GoPro HERO9 Blackを早速ゲットしたので、ガッツリとレビューしていくぞ~。
HERO8から超絶進化を遂げていて、今までよりクオリティの高い動画の撮影が可能となった。
GoPro HERO9 Blackの購入を検討している人は、このレビュー記事をぜひ参考にして欲しい!
この記事の内容
- GoPro HERO9 Blackの詳細
- GoPro HERO9 Blackのレビュー
それでは、詳しく解説しよう!
GoPro HERO9 Black
HERO8になった時にGoProが凄く進化したと思ったけど、今回はそれを上回る進化だ。
HyperSmooth3.0、TimeWarp3.0、 8倍スローモーションに対応などの進化を遂げているが、それよりもっと凄い進化している部分があった。
今までのGoProカメラに不満を感じていた部分が、今回のアップデートで一気に解決されたのだ。
GoPro HERO9 Blackの価格
GoPro HERO9 Blackの価格は、国内正規品を購入すると税込64,900円。
GoPro公式サイトで購入すると、コミコミ43,000円。
価格だけを見ると、GoPro公式サイトで購入するのが一番お得だが、その場合は並行輸入品となる。
そのため、欠点も出てきてしまうのだ。
国内正規品と並行輸入品の、それぞれの利点と欠点をよく理解して購入しよう。
これについては、別の記事に分かりやすく書いてあるので、そちらを読んでみて欲しい。
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GoPro HERO9 Blackの価格を比較!最安値かスピード重視かで選択しよう!
続きを見る
GoPro HERO9 Black レビュー
それでは、GoPro HERO9 Blackをガッツリとレビューしていくぞ~!
GoPro HERO9 Black レビュー:水平維持機能
ポイント
- 今までのHEROシリーズは水平維持ができなかった
- GoPro HERO9 Blackでは水平維持が可能
- 45度を超える場合はXAXレンズモジュラーで対応
- MAXレンズモジュラーは10月発売予定で最大2.7Kで撮影可能
もうこれよ、これに尽きる。
GoPro HEROシリーズの一番ダメなところは、水平が維持できないところだ。
しかし、GoPro HERO9 Blackでは、カメラの傾き角度が最大45度まで水平維持が可能となったのだ。
GoProカメラを首や胸に付けて撮影すると、出来上がった動画が「酔うわコレ!」ってのが多い。
これは、水平維持が出来ていないことによるものだ。
これを解決するために、1軸ジンバルの導入や、HERO8+アプリのホライゾンレベル機能導入などいろいろ試行錯誤した。
最終的には、GoPro MAXのHEROモードを活用することにした。
しかし、そのどれもが60~80点レベルで、完全に満足できるものではなかった。
それを、GoPro HERO9 Blackが全て解決してくれた!
ただし、この機能を使う場合はリニアに限られてしまう。
おそらくだが、最大幅で撮影した動画データから、水平維持ができる場所を切り抜くためだろう。
広角で撮影したい場合は、MAXレンズモジュラー(10月発売予定)で可能となる。
MAXレンズモジュラーを装着した場合は、360度回転させても水平を維持できるようになる。
GoPro MAXのHEROモードと同じ仕様になるのだ。
更に、GoPro MAXのHEROモードでは1440Pまでの解像度だが、GoPro HERO9 Black+MAXレンズモジュラーの場合は2.7Kの解像度で撮影可能だ。
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【GoPro HERO9 Black】Maxレンズモジュラーが発売開始された!
続きを見る
GoPro HERO9 Black レビュー:5K30fps
ポイント
- GoPro HERO9 Blackでは5K30fpsでの撮影が可能
- 全ての解像度でHyperSmoothのブースト機能が使える
GoPro HERO9 Blackでは、5K30fpsでの撮影が可能となった。
これにより、今までより鮮明な映像を撮ることができる。
5Kって凄いんだけどね、ただし編集が大変そうだwww
個人的にはあまり出番が無いかなぁと思っているが、映像のクオリティに拘る人にとっては嬉しいね。
ちなみに、GoPro HERO9 Blackでは、4K60fpsでもHyperSmoothのブースト機能が使えるようになっている。
これは、重宝しそうだ。
GoPro HERO9 Black レビュー:前面ディスプレイ
ポイント
- GoPro HERO9 Blackは前面ディスプレイ搭載
- 前面ディスプレイは自撮りや画角確認に便利
- 不要ならオフにもできるし撮影データのみの表示も可能
うーん、GoPro HERO9 Blackの機能の中で、これはあまり必要なかったようにも感じる・・・。
みんな、アクションカムでガッツリと自撮りするの!?なんか、アクションカムの使い方違くね!?
まあ、見た目はカッコイイし、技術力は凄いんだけどね!www
GoPro HERO9 Blackの画角を確認する用に、無いより有った方が良いというレベルかな。
別に無くても良いレベル。
まあ、オフにもできるので、節電のためにも普段はオフだなwww
GoPro HERO9 Black レビュー:HindSight(ハインドサイト)
ポイント
- 録画スタートから遡って撮影が可能
- 選択できるのは15秒前と30秒前の2種類
- 実際にはバックグラウンドで録画・上書きを繰り返している
これは、GoPro HERO9 Blackの録画開始ボタンを押したところから、30秒前に遡って撮影が可能という機能だ。
実際にはずっと録画・上書きを繰り返していて、簡単に言うとドライブレコーダーのような感じかな。
そのため、バッテリーも普通に消費する。
釣りには良いかな?と思ったんだが、魚がヒットしてから録画開始しても、30秒前だとちょっと微妙だね。
スローな釣りだと、ポイントへのアプローチまで遡れないかもしれん。
これも、あまり出番が無さそうwww
GoPro HERO9 Black レビュー:外装とバッテリー
ポイント
- HERO8と比べて大きくなった
- バッテリーも大きくなり過去モデルとの互換性なし
- GoPro HERO9 Blackの重量は158g(バッテリー・microSDカード込み)
HERO8 Blackと比べると、GoPro HERO9 Blackは少し大きくなった。
外装だけでなくバッテリーも大きくなり、HERO8 Blackと比較して30%アップの駆動時間と謳われている。
それでもスペアバッテリーは必要だけどね。
GoPro HERO9 Black レビュー:モードボタン
ポイント
- モードボタンが押しやすく改善された
- 手探りでモードボタンを把握できる
GoPro HERO9 Blackを手に取った瞬間、モードボタンが押しやすくなったと感じた。
これは、ボタンが少しだけ本体より飛び出しているためだ。
このお陰で、手探りでもボタンの場所がすぐに分かるようになった。
GoPro HERO9 Black レビュー:付属品
ポイント
- 昨今のプラスティック問題を考慮しプラケースでの包装を廃止
- ケーシーの2/3程度の大きさのセミハードケース付属
GoPro HERO9 Blackには携帯用ケースが付属となり、持ち運びにも便利になった。
携帯用ケースのサイズは横21.5cm×縦10cm×高さ6cmで、ケーシーの2/3ぐらいの大きさだ。
ケーシーと同じくセミハードケースで、普通に使えるレベルの品質だぞ~。
GoPro HERO9 Black レビュー:接続機能
ポイント
- スマートリモートに対応していない
- 近日発売予定の「The Remote」というアクセサリーに対応
今まで使えたスマートリモートは、残念ながらGoPro HERO9 Blackには対応していないみたい。
しかし、近日発売する「The Remote」というアクセサリーが対応しているようだ。
これは、おそらくスマートリモートの進化版だと思うので、発売を楽しみに待とう。
GoPro HERO9 Black レビュー:スケジュールキャプチャー
ポイント
- 撮影開始時間を予約できる機能を搭載
- GoPro HERO9 Blackは時間を操るという進化を遂げた
スケジュールキャプチャーとは、撮影開始時間を予約できる機能だ。
例えば朝日を撮りたい時など、予約した時間に勝手に撮影を開始してくれる。
これも、GoPro HERO9 Blackの進化の中では大きな部分だ。
GoPro HERO9 Black レビュー:デュレーションキャプチャー
ポイント
- 録画する時間の長さを選択できる機能を搭載
- スケジュールキャプチャーとの組み合わせでフルオート化が可能
GoPro HERO9 Blackで録画する時間の長さを選択できる機能だ。
スケジュールキャプチャーと組み合わせることで、撮影開始から終了までがフルオートで完了する。
選択できる時間は、15秒から3時間までとかなり幅が広い。
GoPro HERO9 Blackの問題点
GoPro HERO9 Blackを使っているうちに、2つの問題点が確認できた。
恐らく、今後のファームウェアアップデートで改善されることとは思う。
しかし、ファームウェアアップデートで改善されるまで、知識として必要な部分もあるので書いておく。
タッチスクリーンの感度(※解決済み)
GoPro HERO9 Blackは、タッチスクリーンの感度がかなり悪い。
そのため、もっさりした印象を受けてしまった。
指の設置面積を大きくして操作すると多少マシになるが、そもそもそういった問題ではない。
正直、今の時代に、このタッチスクリーンの感度はいただけない。
サクサク動くスマホに慣れているので、ぶん投げたくなることもあるwww
今後のファームウェアアップデートで、改善されることを期待したい。
※改善されました!↓↓↓ 続きを見る
【HERO9 Black v1.22】最新ファームウェアでタッチスクリーン感度を改善!
音声ノイズ問題
GoPro HERO9 Blackに、音声ノイズが出る問題が発覚している。
特に、光量が少なく静かなところで動画撮影をすると、顕著に音声ノイズが出てしまう。
音声ノイズの症状だが、「ブツッブツッ」と大きな音で入るので一目瞭然だ。
この問題は既にGoPro社も把握しているようで、今後何らかの対策がされるだろう。
恐らく、11月に行われる予定のファームウェアアップデートで改善される可能性が高い。
その場しのぎの方法だが、ウィンド低減をオンにすると音声ノイズは出なかった。
※詳しい改善方法はこちら!↓↓↓ 続きを見る
【悲報】GoPro HERO9 Blackに音声ノイズ問題発覚!アップデートで修正か!?
まとめ
GoPro HERO9 Blackは、GoPro史上最大の進化を遂げた。
逆にハードルが上がり過ぎて、来年のニューモデルがこれ以上進化できるのか心配になるレベルだwww
問題点も確認できたが、今後のファームウェアアップデートで改善される予定だ。
そのため、GoPro HERO9 Blackの問題点は、一時的なものと捉えるべきだろう。
一企業として、製品の問題点をそのまま放置していたら、返品の嵐で大変なことになっちゃうもんね。
ということで、総合的に見てGoPro HERO9 Blackは絶対に買いです!!
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